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出会い  なたねづゆv

春先に降る長雨を菜種梅雨と呼ぶのだという。


ザワイドで言っていた。


それを聞いて俺のパクリ精神に火がつく。


窓越しに

雨音寒し

菜種梅雨 ひろいき


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出会い  無人市場

今度のお題は出会い。


なにかネタはないかと記憶をめぐらす。

なにかないか。


そうだ、」ムッツ―おじいの無人市場で見たあの光景。


無人市場のお金を入れる所に,おおきんなぁって書いてあったなぁ。


おおきんなぁ

メモにホッコリ

無人市  ひろいき



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出会い  川

ヨジョン様が散歩に行ってる最中、川をのぞくと、色が変わってる。


土色の川。



田植えが始まったな。


川の色

変えて田植えの

頃を知り ひろいき



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きのうのすいこう

きのう名作選に書いた、


順風な

大谷丸にも

横風が ひろいき


を手直し。

やっぱり横風がじゃちょっと弱いな。


順風の

大谷丸にも

向かい風  ひろいき


一番困っているのは向こうの警察だろうな。

「どうするよ、あの大谷様の通訳がやっちゃったっ

てよ、お前行けよ」

「俺いやですよ、主任行ってくださいよ」

「うるさい、お前行け、こんど吉野家で大盛り食わせてやっから」

「約束ですよ、気は進みませんけど」

「そーれが、あきんどだす」


上司と部下の会話が聞こえてきそう・






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出会い  名作選

なつかしく
うるさくもある
子等の声  ひろいき

 早苗とも

一年ぶりの

ご対面

しみじみ感じる

日々のうつろい  ひろいき


こなきじじぃ

かるうたごたい

ランドセル

あの風景も

いまはまぼろし  ひろいき

 

つくしの子

恥ずかしそうに

顔を出し ひろいき


人の世は

うたかたみたく

会い別れ  ひろいき


順風の

大谷丸にも

横風が  ひろいき




おおきんなぁ

メモにホッコリ

無人市  ひろいき


窓越しに

雨音寒し

菜種梅雨  ひろいき


おおぃんなぁ
順風の
大谷丸にも
向かい風  ひろいき

 

川の色
変えて田植えの
頃を知り ひろいき

 

おおきんなぁ
メモにホッコリ
無人市  ひろいき+

 

窓越しに
雨音寒し
菜種梅雨 ひろいき

 


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出会い  2種類の子ども

子供は詳しく分けると、3種類あると思う。

ひとつはこども。

ふたつはガキ。

3つ目がクソガキ。


こないだ店番をしていると、ガキとクソガキが来た。



ガキは今どき珍しく、腰に刀をさしていた・


鬼退治に行くんですか?


俺が聞くと、ただ持ってるだけです。


BLACKサンダーを5個買っていった。


もひとり来たクソガキ。



クソガキの方は、こちらで言うところの、ハンキ―と言うか大ハンキ―・


俺はこの手の子どもが大の苦手。


だいたいが母親づれで来るから、気が大きくなったクソガキは、やりたい放題。


アイスクリームの扉をバンバン..


母親もついてきているのだから、きびしく言えばいいのに、アイスはダメよ、さっき食べたでしょ。


クソガキはそれを聞いて、ものを投げる。


連れてくんなよ、そんなクソガキ。


思っても言えない。


ありゃ、親が悪いな。


そう思っていると、俺のガキの頃の記憶が。


俺は末っ子の一人っ子だったから、わがまま放題だったなぁ。

よく町にかあちゃんといっては、あれこうてくれー、これこうてくれー。

ダメだと言われると、床に寝転んで足をバタバタ

正真正銘のクソガキだったなぁ。


おちついたクソガキが帰り際手を振った。


俺も降り返す・


でもやっぱり苦手だ。


なつかしく

うるさくもある

子等の声  ひろいき






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市民フェアの功績

先月行った市民フェア。


ブログでも書いたかもしれないが、他の人の作品と自分の俳句を比べたら、なんでこの俳句を…っていう感じだった・

ほとくいと

タケンコばっかい

ようほこい  ひろいき



あまり聞きなれない方言と、ほこいたぁーほとくいばっかいじゃぁーという農家の嘆きを書いたつもりだったんだが、和田さんは、俳句の意味をよく理解されてて、この句を絶賛。


一番時間もとって、説明してくれた。


俺は駄作だと思っていたが、褒められるとその気になるもんで、だんだんいい作品になってきてるなぁーーって思えてきた。


最後にこんないい方言は残していかなければいけないという意味のことを言った。


俺も納得。


今度のお題は出会い。

俺もうできちゃったもんねぇーー。

早苗とも

一年ぶりの

ご対面

しみじみ感じる

日々のうつろい  ひろいき

こなきじじぃ

かるうたような

ランドセル

あの風景も

いまはまぼろし  ひろいき


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別れ 信長の野望

俳句の会当日、寝ていたらゲーム信長の野望の霊が降りてきた。


おかしいな、信長の野望なんかやったことないのに。

俺がやったゲームといえば、当時よく通っていたレンタルビデオ屋の同級生にすすめられたスーパーマリオブラザーズで終わっていた。


たしかに名作だった。


美咲もヨジョン様もドはまりして、とりあいが続いた。


たぶん当時購入してた日経パソコンの広告を覚えていたんじゃないかと思う、


野望か。


いろいろあったが、どれも俺には高望み・


障碍者年金もらっているやつが何言ってるんだ。


身の丈に

会わぬ野望を

俺は捨て  ひろいき

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残尿感の進化

こないだ別れ名作選で書いた、


残尿感

ごと絞り出し

心地よし  ひろいき


これだと思って書いたのを、寝ながら反芻。

なんかごちゃごちゃしてるんじゃないか?

ヤッパリすいこうしよう・


夜中の小便は、時間かけて絞り出さなくっちゃ。



時間かけ

残尿感ごと

絞り出し  ひろいき


俳句も膀胱もすっきり。

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別れ 春一番

ゆうべ俳句を練っていると、キャンディーズの霊が降りて春一番を歌ってくれた。

 

この曲は使える。

今度のお題にぴったりだ。


つくしの子

恥ずかしそうに

顔を出し  ひろいき


春一番が吹いて、冬との別れ。


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