秋の風景

おい、いいかげんにしろよ。

俺様の俳句がよみたいだとぉーー。

もう今度で終わりだからな。

秋雨が

夏のほなきを

はいでいき　　ひろいき

イマンのは、先生に褒められた、

ゆうだちが

地表の熱を

はいでいき　　ひろいき

のリサイクルだぜ。

やっぱり俺の負け

あさ開いた今月号の市報。

 

俳句・短歌のコーナーに俺の俳句が載っていた。

マスクして

初盆回る

新習慣　　ひろいき

あまり会心の出来じゃなかったけれど、やっぱりうれしい。

でも、れいこさんのには、負けるな。

人の世の

波にもまれて

まるくなる　　れいこ

またか・・

きのうもヨジョン様はうたとおしゃべり。

うたと話しているときが、一番楽しそう。

きのうは電話を持ってくる。

代わってんで。

また俺を見るなり,うたはなきだす。

美咲の話だと、千鳥の大吾を見ても泣くという。

坊主頭で泣くのかな？

そういや美咲も、吉内ただしさんや緒方さんにも泣いてたもんなぁ。

坊主頭じゃなかったけど、マルにも泣いてたなぁ。

マルが店に来た時、抜き足差し足忍び足で見に行ってたもんなぁ。

あれには笑ったなぁ。

秋の風景

お題が分からないので、今度のお題は秋の風景と大胆予想。

秋の風景ねぇ。

秋と言えば、柿と彼岸花。

柿はいいとして、問題は彼岸花の別名。

死人花、地獄花、幽霊花。

別名は

ろくなものない

彼岸花　　ひろいき

どらやきの検閲

このあいだルリちゃんからお土産にもらったどらやき。

飯食った後1個、ヨジョン様が風呂に入っているとき1個いただく。

2個目は欲しくはなかったんだが、パッケージが違ったのでツイツイ。

風呂から上がったヨジョン様。

どらやきの検閲を始める。

1個1個数えるヨジョン様。

その声をびくびくしながら背中で聞いていた。

あれ、1個足りない。

わぁ食った？

正直な俺は、アア。

詰問は続く。

いつ食った？

アンタが風呂入っているとき。

あとはご想像を。

そういう具合になっている

先日解約した保険である程度まとまったお金が入ると喜んでいた夕方。

かみさんの悲鳴、ボイラーから煙が上がっているという。

お客さんがいたが、あわてて　ボイラーを見に行く。

煙突から黒い煙がまさにモクモク。

ボイラーのスイッチは入れたまま。

ダメだよすぐ切らなきゃ。

素人目から見ても、もうお釈迦、ドクターストップ気味。

もうダメかもな。

かみさんの声が遠くに聞こえた。

次の日、石油てんにTEL.

昼過ぎに修理の人が来た。

持って帰って、オーバーホールせんばいけん。

新品はいくらぐらいしますか？

15万ぐらいじゃな。

俺の人生はいつもこれ。

ちょっといいことがあると、その後来る痛いしっぺ返し。

しょうがないか。

悪いものが来たから、今度はいいことがあるかな？

そう思うことにする。

きのうの俳句教室

きのうは俳句教室。

病院に着くと　講師の先生が見えない。

今日も休みか・・・。

そらそうだわな・・・。

俳句教室の謝礼って、年間せいぜいもらっても、一万円だろう。

そんならほかの仕事やってたほうがいいもんな・・。

おたがい生活があるし。

あまり気乗りがしないまま、スタッフが回して教室が始まる。

アッ、れいこさんに市報に載ったお祝を言わなくちゃ。

れいこさんってどのひとだろう。

スタッフに聞く。

前に座った、よく文句ばかり言っているババァだったらどうしよう。

スタッフは先のテーブルに行き、載ってる市報を見せながら、説明していた。

わたし知らなかったです。

声が聞こえる。

あの人がれいこさんか。

あのババァじゃなくてよかった。

本当にそう思った。

俺の俳句は2句出した。

先生も休みで出す作品が少なかった。

スタッフが

黒板に書いたのを書いた人が読み、説明していく手法。

矢のように

進む月日の

早さかな　ひろいき

言いえて妙

 

つるべ落としの

日の早さ　　ひろいき

を出し説明する。

不完全燃焼のまま終わったが、こんなのも　アリかと思った。

昼は明日の敬老会に向けての

ポストカードを作った。

 

俺は花の絵を切り抜き、おめでとうと言う紙を貼った。

もし饅頭とこの　ポストカードを置いたら、老人はどちらをとるかな？

そんなことを考え、次の日、送ったポストカードの検査をしますって調べたら、みんな捨てていたっちゅうことになったら面白いのにって考えると、おもわずクスッ。

秋

んんなぁにぃーーー。

またか？

また俺の俳句が読みたくなっただとーー？。

しょうがねぇなぁ。

こんどまでだぞ・・・。

サテ、まくらも終わりましたところで、今度のお題は秋。

もう5‣6回目の秋だろうか。

秋と言えば、俺には何と言っても柿。

こないだ食ったと思ったら、またぼちぼち・・、

矢のように

進む月日の

速さかな

去年柿食い

今年いただく　

ひろいき

短歌になってしまいました。

バニラシェイクだ

きょう、アイスクリームの停電対策のために敷いてあった濡れた新聞紙。

それを片付けたヨジョン様。

どうやらバニラカップが引っかかっていた様で，トロトロに溶けていた。

どがんすい？

食う？

今はいいよ、冷凍庫に入れといて。

しばらくして小腹がすいたのでそのアイスを食うことに。

今のバニラはウチブタつきなのか。

さっそく食べることに、いや飲むことに。

一口飲むと、栄の地下鉄の登り口を思い出した。

バニラシェイクじゃないか。

俺はその時、初めて飲むバニラシェイクに、こんなうまいものがあったのかと感動しながら、階段を上がっていた。

そうか、バニラアイスを溶かして、また冷やせばいいのか。

きょうの大発見だった.

ど

のわけのまたのひ

のわけのまたのひとはよく言ったもので、夜明けはだんだん白くなっていく。

 

 

心配してたのは、ゆうべの停電。

冷凍食品やアイスクリームを泣きそうな顔で、ただで配る夢。

店を開けると7時前なのに、あいつが来た。

被害調査に回るという。

被害調査って言っても何をするわけじゃなく，ただのヤジウマ。

もう2万を超えてますよ。

残高を一応告げる。

小さい店ながらも、一応は置いてある消毒液。

それを帰り際、シュッシュッ。

オイオイ、もったいないじゃないか、そんなに吹かすなよ。

斜め45度の嫌な目線の俺。