当たらずとも遠からじ
今度の俳句の会のお題は、秋だそうだ。
夏の終わりで予想していたから、当たらずとも遠からじか。
秋ねぇ・・・。
こないだ作ったのが、
ひぐらしと
つくつくぼうしへ
せみしぐれ ひろいき
を、ほんの少しいじって・・・。
ひぐらしと
つくつくぼうしの
せみしぐれ ひろいき
アブラゼミだけだったせみしぐれも、気がつけば、ひぐらしとつくつくぼうしへと変わっていく。
竹のウマ
一頭見つけ
声を上げ ひろいき
コンバインの普及で、めっきり見なくなった竹のウマ。
車の窓から、小さな馬が一頭。
思わず声を上げる。
ユルユルのダラダラ
ダンボールが縛れない。
まるっきり縛れないわけじゃなく、途中までは縛れるが、最後のげか結びで、ピシッと締めなければいけないのだが、左手がアレなので、しめれない。
俺の縛るダンボールはどれもブカブカのユルユルのダラダラ。
俺のダンボール縛りを見たヨジョン様は、どうしてピシッと縛れないのかとなじる。
時間をかければだいたいはできるが、そうもいかんだろう。
業を煮やしたヨジョン様、もう縛んなくていい、アタシが帰ってからやるから。
おかげでダンボールは山積み状態。
そんでもって、ゴミ出しの時も、ひもが緩まないよう、供え物を上げるように、両手で運んでる俺。
夜中の大雨
夜中に急に来た雷と豪雨。
あわてて開けていた窓を閉める。
バリバリガッシャ―ンドーンとすごい音。
雷で起きたからか、またしばらく寝付けず、眠ってたことに気付くのは、朝のアラーム。
アラ-ムは4時49分にセットしてある。
もうちょっと・・・。
再び起きたのが、われは海の子のチャイム。
あわてて起きて、携帯を見ると、5時45分だった。
チャイムは気のせいだったか。
起きたついでに、神様への供え物。
妙に神人深くなった今日この頃。
なんにもなかったので、盆前にもらったオクラを刻み,醬油をかけて、また湯がいたオクラの一本攻め。
神様だけ、オクラを出すのは悪いので、一緒のものをいただく。
店を開け、しばらくするとアイツが来た。
足がうずいて頭がガンガンすると言う。
きょう銭をとりに行くという。
どうせ俺んちは先延ばしだろ。
アイツのノウガキを、遠くで聞いた。
初秋
きょう は2時に小便に起こされ、それから寝られず、来月のお題になるなるだろうと,図々しくも予想した初秋で俳句を考える。
まずは前回のすいこう。
気がつけば
ツクツクボウシの
せみしぐれ ひろいき
をちょっといじって、
ひぐらしと
つくつくぼうしへ
せみしぐれ ひろいき
季節の移ろいを、せみしぐれで感じる。
盛夏去り
せみのしぐれも
うつりゆき ひろいき
夏の終わり・秋はじめ
今月もかみさんがアレなので、俳句の会は、あえなく欠席。
美咲も忙しそうだから、たまにはいいだろう。
熱はすっとばかして、次のお題を大胆予想。
たぶん夏の終わりか。秋の初めだと思う。
こころなし
静かにしみいる
せみしぐれ ひろいき
気がつけば
ツクツクボウシの
せみしぐれ ひろいき
熱 金メダルのかん違い
連日の金メダルラッシュ。
アレを見ていると、思い出すのは小学校6年の時のミュンヘンオリンピック。
メダルのないまま迎えた、平泳ぎ。
選手は田口。
がんばれ田口、がんばれ田口、田口がんばれ、やりました、田口堂々の銅メダルです。
実況に興奮する。
あれがあったから、金メダル獲るのを、素直に喜べない俺がいるのかもしれない。
金メダルはそうそうとれるもんじゃない。
選手の練習とその時の運だ。
こうもラッシュが続くと、簡単に獲れると勘違いする馬鹿者が出てくるだろう。
わすれない
田口の銅に
熱した日 ひろいき