朝のクルミ

ゆうべは夜中に目覚める。

｢2時半か」

きのうは泊まりを妹とかわってもらったかみさんが言う。

いつもの通り、また寝つけないだろうと思っていると、起きたのが6時半。

クルミの散歩に行く。

リードをつなごうとしたらクルミが出てこない。

夏の暑さにやられたかなぁと心配になる。

入り口まで引きずっていく。

入り口まで行くと元気に歩きはじめる。

ホッ。

きょうはクルミのダンボールかえてあげなきゃ。

さっき見たらいっぱいウンコがついていた。

畑へ続く階段の手すりにつなぎ、部屋を掃除する。

いままで持っていたスコップがみつからない。

こびりついたウンコを手でとる気にもならない。

スコップは見つからない。

おいてあった新聞紙を破りウンコを掴む。

ダンボールを条例違反のゴミやき場まで持って行って捨てる。

きょうは墓掃除。

墓掃除に帰ってきているかみさんが、終わった後家の周りも掃除するって言ってたけど焼けるかなぁ。

そう思っていると、スコップが足元にあった。

どこを見ていたんだろう。