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もう4日目

あの犬のことがどうも気になる。


最後に別れた後、なんかあったんじゃないだろうか。


もしかして、車に轢かれた・・・。



遺体を見つけた松下さんが泣きながら埋める・・・。



それとも、誰かに盗まれる・・・。


これはないか、一万人いたら9999人が鼻もかけないほどの器量の悪さだ。


松下さんも飼う前にもっと検討

すべきだったんじゃないか・・・・。


きっと小さいだけで可愛く写ったんだろうな・・・。


そんなことを考えながら家の前を通る。


「ギャンギャン」


[よかった、生きていたのか」


 



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今日は休みか

どうもあの犬のことが気になる。


かっぱえびせんでも持っていってやるかな?


食べるかな。


前、田本の犬にやったけど食わなかったなぁ。


クルミがとって食ったんだっけ。


飼い主に怒られるるかかなぁ


柔道部の先輩だけど怒るかなぁ。


結局何も持たずに持たず散歩に出る。


家の前を通ると、ギャンギャン鳴いていた。


散歩に連れて行ってくれって鳴いていたのか。


ちょうど俺が通りかかったんだなぁ。


繋がれているから、今日は休みだな。

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忠犬ヒチ公

あの犬はいるかな?


そんなことを思いながらいつもの場所へ。


門の横であの犬は待ってた。


いつものようについてくる。


歩いていると時和さんの奥さんに合う。


「こんにちは」


「前の犬ぁ-?」


「しんじゃいました」

 

「あばまー あんたー?」


「松下さんとこの犬です、前を通るとついて来るんです」


「あん犬ぁー、ここら辺をブラブラしよいド 」


また車検工場の十文字でいなくなったいなくなった。


明日はなんかエサ持ってってやろうかな。




































 

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会計さんはたいへんだ

「ひろちゃん、100円玉たいてなか?」


昼にともよしくんが聞く、


ともよしくんは今年の会計。


ここら辺では、部落費は会計さんが徴収して回る。


「部落費か?」


「んー、今日から回ろうかと思うて」


「今あんまりないけど、夕方だったらあるかも」


「こい貸さん?」


この間、ごみ収集所からパクってきた「エクセル操作大辞典」を見て言う。


子供がいじくってエクセル動かないって言ってたけど動くようになったのか。


「よかど」


「わぁからもろうたファイル,ようわからん、勉強せんば」


会計さんも大変だな。


そう思いながら散歩に出る。


今日はあの犬はいるかな?


松下さんの前を通ると、ギャンギャン鳴いて飛びだしてきた。


俺の周りを遠く近く歩く。


「また飼ぉたとか?」



あの声は吉内さん。


「いいえ、松下さんのところからツイテきたんです」


吉内さんはかわいい犬を連れていた。


この犬ももっと器量が良けりゃなぁ。


つくづくそう思う。


昭和の犬だ。


俺も小学校の時、通学路に犬がいて通れない。


どっかに行くのを待っていて、学校に遅れてしまった。


犬は車検工場の上の十文字のところでいなくなった。


夕方、ともよし君が来た。


「うちの分、100円玉で払おうか?」


「そうしてくれると助かるよ」



 

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三日目の散歩

今日も昼の散歩。


あの犬を探す俺がいた。


やはり松下さんの家の前を通ると、あの犬が出てきた。


一緒に歩く。


半分ぐらいまで行くと、作業をしてるマッコーさんに合う。


マッコーさんも犬好きで、サクラもかわいがってくれた。


「どこの犬かや?」


「松下さんか時和さんちのだと思うけど」


「松下?」

 

「トラおじぃの後にいる人です」


[ちーてきたとか?」


「今日で三日目です」


「ひといで戻いとか?」


「はい」


「かしこかな」


サクラもクルミも可愛かったが、リードなしでは歩けなかった。


この犬は俺の周りをちゃんと歩く。


もうちょっと可愛けりゃなぁ。


宮田さんちの近くになると、いつのまにかいなくなっていた。


帰ったのかな。

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また怒られた

きょうたくさんの荷物を持ってきてくれたお客さんがいた。


かみさんが対応していた。


数の多さに俺も行くことにする。


かみさんは伝票を書いている。


俺は邪魔にならないように、荷物の重さをはかり、 箱にキロ数を書いていく。


お金入れなきゃはいってなかったんじゃないかなぁ。


かみさんに尋ねる。


「お金どこにある?」


「金庫の中の黄色い財布ん中」


黄色い財布ね。


しかし見当たらない。


話はかなりアバウトなかみさんのこと。


ひょっとしてと思い、「このピンクの財布のこと?」


「オオ――ぉ」


これで終わればよかったが、私は地雷を踏むことになる。


「ピンクと気色は違うよ」


「どっちでも一緒やろが、他ぁないがアイカヤ」


こういうこともあるんだろうなぁと思い、クスッ。

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久々の犬との散歩

昼の散歩の途中、またあの犬が来た。


きのうもついてきた。


きのうは坂本商店の前でいなくなったが、今

日は家まで来た。


たぶん、松下さんちの犬じゃないかと思う。


よく吠える犬がいた。


前を通るといつもとびかからん迄に吠えまくっていた。


サクラもクルミもめったにほえなかったので、吠える犬は嫌いだ。


しかし、あの犬はついてくる。


初めてリードなしの散歩だった。


家まで帰り、サクラたちの墓の草取り。


今日取ってやるからと朝約束していた。


取り終わり、コーヒーを飲んでいると、店にあの犬が入って来た。


「ダメだよ、帰りなさい」





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なんて言うんだあんなやつ

⒊・4日前に来たへんな奴。


店の前で車を止めてクラクションを鳴らす。

 

間違って鳴らしたのかと思い、仕事をしてたんだ。


まだ2回鳴らす。


かみさんも何かあったのかと出てきた。


むかしはこんな酔っ払いがいっぱいいたなぁ。


行ってみる。


「オリトのユンボどけぇーあい?」


「しらない」


「ソノダ商店に行けば,わかいちゅうたがな」


「そいならこの先、工事してるから、そっちに行けば」


人をクラクションで呼びつけといて、オリトのユンボ知らん?


だいたい一般人は、工事現場のユンボがどこのものか気にも留めない。


ああゆう態度のやつなんて言うんだ?

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目覚めはいいのに

けさも食材がそろわない夢で目が覚める、


前の日までに揃えてあるはずの食材がなんにもないのだ。


きのう市場でとった覚えがあるのだが、どこにもないl

時間だけが過ぎていく。


もう、しこみの時間だ。


間に合わない。


追い詰められたところで目が覚める。


嫌な夢だった。


もう10 年にもなるのに。


まだ未練があるのかなぁ。


忙しかったけど充実してたなぁ。



布団をたたんでいるとアラームが鳴りだす。


4時49分。


コオロギの声。


もうちょっとだけ寝るか。

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合う

今度の俳句教室は、お母さんの100か日と重なり辞退。


昼の散歩はふくどう橋のおふだにタッチ。


今日は風が強く、行くときは向かい風で歩きにくい。


一台のクルマとも擦れちがわなかった。


一台の


クルマと会わぬ


さるく道  ひろいき


さるくとはブラブラ歩くという意味です。


かえりは追い風に背中を押されて楽だった。


一番の


春風背中を


グッと押し  ひろいき


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